リノベーションのローンも、新築と同様に、公的融資と民間ローンに分かれています。
公的融資には、住宅金融公庫の融資のほか、年金融資、財形融資、地方自治体による融資などがあり、それぞれに少しずつ融資額や条件などが異なります。
民間のローンは、各金融機関によって条件が異なりますが、全般に公的融資よりは金利はやや高めです。
しかし、公的融資に比べると条件がゆるやかで、手続きが簡便です。
民間金融機関のリフォームローンは、銀行、信用組合、信用金庫、労働金庫、JAなどがあります。
土地や建物に抵当権をつける担保型ローンの場合、一般住宅ローンとほほ同条件です。
民間ローンは年収条件を満たせば高額な融資も受けられるのが特徴です。
資金計画を立てる際は、さまざまな観点からよく比較検討して、組み合わせるとよいでしょう。
融資を受けるとなると、どれだけ借りられるがということに気をとられがちですが、返済のこともきちんと考えておかなければなりません。収入やライフサイクルを考えて、融資額や返済期間を選ぶのが基本です。
収入に占める返済額の割合は、地域や年齢、家族構成などによって多少異なりますが、一般的には、年収400万円以上の人で年収の30%が限度といわれ、20%以下なら無理がないとされています。
ライフサイクルからみると、結婚後には、子供の誕生、入学、進学、本人の定年退職などの節目を無視することはできません。
一般に、リノベーションが必要になるのは、新築後十年目以降です。
この頃は収入も増えているでしょうが、子供の教育費などの支出も増え、まだ新築時の借入金の返済も残っているはずですから、多額の返済は負担になります。多少の不便さは我慢するとしでも、雨漏りなどの不都合を放っておくと、建物の寿命を縮めてしまいます。
補修に関してはある程度予測がつきますから、いざというときにすぐ対処できるように、事前に自己資金の貯蓄をしておきましょう。